2020年度 スローガン

「道~明るい未来への一歩~」

2020年度 基本方針
1. 豊前青年会議所会員の環境作りからひとづくりへ
2. 青少年育成
3. 災害に強いまちづくり
4. 会員拡大の推進
5. 青年会議所活動の発信
6. SDGsへの理解、推進
7. 50周年への道

所信
「道~明るい未来への一歩~」

 

一般社団法人豊前青年会議所

2020年度理事長 茂森 正之

 

はじめに
私が生まれ育った昭和、平成という時代が終わり、令和という時代が始まりました。新たな時代を迎えAI技術を筆頭に技術革新や労働環境、家庭環境の変化が起こっています。そのスピードは目覚ましく常に自分自身の意識がなければ取り残されてしまうほどです。10数年前では夢物語ですらあったことが今では現実のものとなっております。この時代の変化や進化に対応し新しい時代を牽引していく団体こそが青年会議所であると考えます。我われの未来は社会環境の変化や自然災害など様々な困難が待ち受けています。しかしこの困難に打ち勝ち、明るい未来への礎を築き、明るい豊かな社会へ歩むために「道~明るい未来への一歩~」をスローガンに掲げました。

《ひとづくり》
青年会議所は20歳から40歳までの青年しか入会することが出来ません。入会する年齢は様々であり「明るい豊かな社会の実現」に向かう気持ちは入会年数とは比例いたしません、これまで48年の歴史の中で繋がれてきた思いをより濃く受け継がれているのが入会年数の長い会員であります。しかしこの数年で豊前青年会議所の中核を担ってきた会員が多数卒業してしまいます。この現実を受け止め、卒業する会員からバトンを受け取り今後の青年会議所活動をより良いものにする。この思いを共有し、一丸となり豊築地域に無くてはならない人材育成をし、豊前青年会議所を地域になくてはならない存在とします。我われ豊前青年会議所会員は傍観者ではなく当事者でなくてはなりません。個人個人がリーダーシップを発揮できる人材に成長し豊築地域の牽引していく人材になっていただきます。入会してまもない会員にも今後の豊前青年会議所は自分たちが支えて活動していく意識を持っていただきます。

我われ青年会議所会員を取り巻く環境は個人個人違います。人を取り巻く環境は常に変わります。我われはこの変化に柔軟に対応しなければなりません。入会時とは家庭環境や社会環境が変わり会議所活動に積極的に参加できない会員もいるのが現状です。このような状況では活動内容も制限され豊築地域への取り組みも制限されてしまいます。我われの活動はマンパワーが必要です。その力を得る為には会員が積極的に参加できる環境づくりが必要になります。家族や身近な人を例会や事業に積極的にお招きし、青年会議所活動を理解して協力して頂く環境づくりを行います。家族や身近な人と例会、事業を共に行う事により私たち青年会議活動の幅も広がり地域の方々の協力体制が構築され、より質の高い地域に寄り添った活動が行えることになります。個人ではその環境を変えることは難しくても、同じ方向を向き、我われ豊前青年会議所会員全員で取り組むことでより良い方向へと向かいます。
ひとづくりをするためにはこれらの環境作りが必要となります、環境を整えることにより活動の幅も広がり、身近な方々の意見を聞くことができ、より地域の求める人材へと成長できます。

豊築中学校競技大会
我われ豊前青年会議所は38年間に渡り豊築中学校競技大会を開催してきました。20年以上前に私自身も中学生時代にこの大会に出場し優勝旗を受け取った思い出が強く残っています。その時の喜びは今でも色あせるものではありません。優勝したことだけではなくそこに向かい仲間と共に努力した思い出は今でも鮮明に残っています。豊前青年会議所に入会するまでは豊前青年会議所が開催、運営していることは知りませんでした。青少年の心に刻まれる大会を我われ豊前青年会議所が開催できることは私自身、誇りに思います。この豊築中学校競技大会を開催するにあたり私は青少年たちに心身の成長と共に、礼儀やマナーを学んでいただきたいと思います。日本人の礼儀やマナーは国際大会でマスメディアやSNSを中心に世界に発信され素晴らしい評価を受けております。この素晴らしい文化を継承すべく豊築中学校競技大会ではマナーアップを重要項目に上げて開催いたします。近年では生徒数の減少により開催できない競技も出てきました。時代の流れと共に豊築中学校競技大会も新たな形を切り開いていくべきだと思います。現在行われている競技だけではなく、新たな競技も視野に入れての大会を行います。そうすることで参加生徒数も増えることになり、より多くの青少年に豊築中学校競技大会に参加して頂く事が出来、我われの活動をより知って頂く機会が増えます。地域の子供たちに部活動を通じて成長する機会を提供し、保護者の方々には我われ青年会議所活動を理解して頂く機会を設けます。

《まちづくり》
過去を振り返れば自然災害による甚大な被害が多発しています。この豊築地域は大きな被害には見舞われていませんが今後被害を受けない保証はどこにもありません、被害を受けていないが故に防災意識や被災地や被災者への関心が低くなる恐れがあります。この意識の低下が災害発生時に致命的な被害をもたらす原因の一つになります。自然災害はいつ起こるかは誰にもわかりません、常に自分自身が被災者になる危機感を持つ必要があります。危機感を持つことにより防災意識が醸成され有事の際に素早く行動することに繋がります。しかしそれは正しい知識を身に着けたうえでの行動でなくてはいけません。青年会議所には行政、自治体との繋がりがあります。これらの方に協力を仰ぎ知識や意識を向上する事業を周囲の方を巻き込んで行い豊築地域全体の防災意識を醸成いたします。我われ豊前青年会議所だけでは限られた範囲の中での行動になってしまう恐れがあります、この豊築地域の方々や他団体の方と共に事業を行い防災、減災の意識を高める事でより多様性のある行動が取れる事と確信します。そして有事の際には我われが先頭に立ち、我われの仲間や地域の方々を守るために行動を起こすことが必要です。有事の際に地域の方々と連携し、迅速に行動できる豊築地域をつくります。

他団体と協力するまちづくり
我われ豊前青年会議所は他団体との交流を行って活動しています。しかしながら個別での交流が多数です。我われ豊前青年会議所は様々な団体との交流を行った実践があります。これらの経験を生かし、従来の枠を超えた交流を行い豊築地域全体を見据えた協力体制を構築するべく活動し、豊築地域全体でまちづくりを行います。

会員拡大の推進
青年会議所の特徴の一つに20歳から40歳までという年齢制限があり40歳になると卒業をしなくてはいけません。青年会議所活動を継続して行っていくためには会員拡大が必要不可欠です。豊前青年会議所の女性会員の比率は17%と青年会議所全体でみると低い数値ではありませんが多様性のある社会の実現のためには高い数値とは言えません。志を同じくする方を増やすことで、豊前青年会議所もこれまでにない豊築地域へのアプローチができることになります。また直近に卒業を控えた会員も多数おられます、会員拡大を行わなければ青年会議所活動も幅が狭まり「明るい豊かな社会」の実現から遠ざかってしまいます。会員拡大をすることにより自己の成長を図ることにもつながります。しかしながらどの様な方法で会員拡大を行えばよいか、等具体的なビジョンが見えてないところがありますが、青年会議所は会員拡大を重要な活動として推進しています。そのノウハウを会員全員で積極的に学ぶ機会を作り、志を同じくする方に豊前青年会議所に入会して頂ける環境づくりを行います。青年会議所は地域に無くてはならない存在であると考えます。我われの活動が地域にもたらす影響は決して小さなものではありません。これまでに豊前青年会議所の行った様々な目に見える活動、目に見えない活動が地域にもたらした影響は大きなものです。これらは豊前青年会議所に入会してこそ見えてくる部分が多々あります。この思いを共有できる仲間を増やすために会員拡大活動を行います。

青年会議所の発信
私たち青年会議所活動は明るい豊かな社会の実現のために活動を行っています。しかしながら我われが何をおこなってきたか、どのような活動をしているのかが一部の方を除き豊築地域の方々にまだまだ浸透していません。知らない方々にとっては活動していないことと同義です。私自身も豊前青年会議所に入会して青年会議所の規模の大きさや活動内容に驚きました。このような活動、規模を知ることにより青年会議所活動に理解が生まれ地域の協力体制ができ豊前青年会議所への入会、協力へとつながります。そのためには地域への発信が重要となります。待っているだけでは何も変わりません、我われが自ら動き青年会議所活動を発信いたします。

SDGsへの理解、推進
2019年1月には、外務省とSDGs推進におけるタイアップ宣言に署名し、全国の会員会議所とSDGs推進宣言を総会にて審議いたしました。2030年までに「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現するために、次世代への推進、達成に向けたプロジェクトなど協働で進めることを宣言したものです。現在では様々な企業や自治体がSDGsを取り込んだ活動を行っています。我われ豊前青年会議所も2019年度より、SDGs活動を推進しておりますがまだSDGsが豊築地域に浸透したといえるような現状ではありません。引き続き豊前青年会議所が豊築地域で率先して推進することにより、豊築地域の企業、自治体へのSDGs活動に繋がります。2020年度の対外向け事業に関してはSDGsのターゲットとゴールを明確にして活動します。まず私たちが取り組むことによりそこから豊築地域に広がり明るい豊かな社会を築き上げる第一歩とします。SDGsを推進するうえで豊前青年会議所会員のSDGsに対する理解を深めていただく必要があります、私たちの豊築地域で一番SDGsに取り組む団体を目指します。

豊前青年会議所50周年
豊前青年会議所は来年50周年を迎えます。しかし今年度わたしを含め8人もの会員が卒業してしまいます。この対外に向け豊前青年会議所発信する場に今年度何も準備しなくては満足な発信が行えません。50周年を現役で迎える会員を中心に今年度から準備を行い、素晴らしい50周年を迎えられる体制づくりを行います。

おわりに
私は、未来は明るいものだと信じています、そしてこの明るい未来を作るのは我われです。青年会議所には大きな力があります。この力で「明るく豊かな社会」を築いていくことが必要です。そのためには、我われの同志と地域の方々の協力が必要不可欠です。我われが先頭に立ち道を示し共に明るい未来への一歩を踏み出して参ります。豊前青年会議所48年の歴史の中で先輩方が築き上げた道を私たちがさらに明るい未来へと伸ばし豊築地域に豊前青年会議所があることの意味を再確認し、我われでなければならない、我われでしかできないことを考え、率先して行動してまいります。我われが行動することで新たな道を示し、我われと共に明るい未来へと歩みを進めるよう邁進してまいります。2020年度一般社団法人豊前青年会議所を一年間どうぞよろしくお願いいたします。