2019理事長所信

2019年度 スローガン

JUST DO IT.

#一人の行動が新たな運動を巻き起こす

2019年度 基本理念

明るい豊かな社会を実現するために

誰もが当事者意識を持ち、挑戦できる豊築地域の創造

2019年度 基本方針

1.青年会議所運動の発信

2.いつまでも暮らしたくなるまちづくりの推進

3.郷土愛を持った豊築っ子の育成

 4.使命感のある会員の育成

 5.会員拡大の推進

 6.日本青年会議所の運動へのコミット

所信

JUST DO IT.

~1人の行動が新たな運動を巻き起こす~

一般社団法人豊前青年会議所

2019年度理事長 井上 真吾

はじめに

我われ現代の青年が青春時代を過ごし、社会人として第一歩を踏み出した平成という時代が終わりを迎えようとしています。日本国内ではバブル絶頂期、世界に目を向けるとベルリンの壁崩壊、米ソ冷戦の終結という新たな時代の幕開け。誰もがこれから訪れる明るい未来に夢や希望に期待を膨らませていたに違いありません。インターネットが爆発的に普及し、10数年前には無かったスマートフォンは今では2人に1人が当たり前に持つようになり、社会にICTのイノベーションがもたらされました。しかし一方では、バブルが崩壊、地下鉄サリン事件、アメリカ同時多発テロ、イラク戦争、リーマンショックと誰もが想定外の事件や出来事が立て続けに発生し、また阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震や豪雨災害が各地に甚大な被害をもたらしました。失われた20年とも言われた平成時代にも希望を捨てず、この国難を乗り越えるべく、各地でリーダーシップをとってきたのは青年の行動力、そして決してあきらめない挑戦意欲であります。今までにない発想、新しい切り口で物事を捉え、ニュースタンダードを次々と生み出していきました。そして今、新たな時代が幕を開けようとしています。

我われは新たな時代に、明るい豊かな社会を実現するために、誰もが当事者意識を持ち、挑戦できる豊築地域の創造を目指し「JUST DO IT.~1人の行動が新たな運動を巻き起こす~」をスローガンに掲げました。

豊前青年会議所の会員であることの自覚

我われ豊前青年会議所は、20歳から40歳までの性別も職業も関係なく自発的な意志により入会した会員の集団で、豊築地域の「明るい豊かな社会の実現」を目指し、日夜、青年会議所運動を推進しています。これまでの先輩方が紡いでこられた47年の一本の糸を途切れることなく、より太く、強固なものにして未来へ紡いでいくことが48年目にバトンを受け取った我われの使命だと考えます。そのためには、今豊前青年会議所にあるあらゆる資源を最大限に活かし、最大級の効果を生み出すことが重要であると考えます。今、この地で豊前青年会議所として活動をしていることを当たり前ではなく、47年の歴史のうえに活動が出来ているという事を自覚し、これまで様々な課題に挑戦してきた先輩方の行動力に改めて敬意を表し、次世代の豊築地域の明るい豊かな社会の実現に向け、運動を展開してまいります。

いつまでも暮らしたくなるまちづくりの推進

 -政治参画

自分たちの暮らす地域、街をもっと良くする、より生活しやすい環境を整えるためにはまず、そこに暮らす自分たちが当事者意識を持って、行動に移していく事が重要であると考えます。「考え」が変われば「意識」が変わる。「意識」が変われば「行動」が変わる。我われが地域の行政に直接的に関わることができる機会の一つに選挙があります。本年は吉富町長選挙、参議院議員通常選挙があります。この機会を地域の方々の政治参画意識の醸成へと繋げます。さらには地域の次代を担う若者世代の当事者意識の掘り起こしを推進してまいります。

-いつまでも暮らしたくなるまち

 生まれ育った地元でいつまでも暮らしたい。この自然あふれる豊築地域に魅せられて移住したい。誰もが暮らしたくなるまちを実現するためには、若者や地域外からの求職者に対する雇用環境の整備や超高齢社会に対応できる環境の整備が欠かせません。このハード面の整備と同じく重要なのが、まちの現状を知り、今、そしてこれから何が必要なのかを考えるソフト面の強化であると考えます。つまり、そこに暮らす地域の人々の地域への想い、より良くしたいという気持ち、当事者意識が必要です。本年はいつまでも暮らしたくなるまちを切り口に、地域住民とともに地元地域の活性化に繋がる事業を通し、我われ豊前青年会議所と地域の方々とともに成長できる機会を創出します。

まちづくりはひとづくり。豊築地域の活性化のため、まずは我われJAYCEEが地域の先頭に立ち、行動をおこし、地域や住民を巻き込み、豊築地域活性化運動を展開してまいります。

郷土愛を持った豊築っ子の育成

 -青少年の地元愛とチャレンジ精神の育成

いつの時代も青少年は地域の希望であり、地域の宝であります。地域が発展していくためには行政や各諸団体の取り組みが重要であることは間違いありません。しかし、いつの時代も既存の仕組みや風習に新たな風を吹き込んできたのは若者であります。若者の知恵やアイデア、総じて若者の力なくして地域の発展はありません。

例えば2030年度の豊前市の年代別の人口推移を見てみると、20代~30代が最も少ないというデータが出ております。豊築地域の青少年の多くは進学、就職で豊築圏外へ移住し、そのまま新天地に居を構えていることが影響していると考えられます。これは、この豊築地域に進学先がない、魅力ある就職先がないという若者からのメッセージではないでしょうか。しかし、故郷を想う気持ちがあれば、たとえ豊築地域に住んでいなくても、故郷のために出来ることはいくらでもあり、その一人ひとりが出来るなりの地域への貢献の方法があります。その積み重ねの結果としてまた地元に根を張る若者が一人でも増えるように運動を続けていかなければなりません。だからこそ我われ大人は地域の未来を担う青少年の故郷を想う気持ち、地元愛を育み、今までにない新たな発想が出来る青少年の育成をする責任があると考えます。豊築地域の子どもたちには今までに経験をしたことのない新たな経験をさせ、故郷を想う気持ちと、何事にも心身ともに挑戦する気持ちを持った青少年を育成します。

 -豊築地域の中学生のスポーツ振興事業の開催

我われ豊前青年会議所は過去37年間に渡り豊築中学校競技大会を開催してきました。「豊築地域から甲子園球児を」を合言葉に37年前に前身である豊築中学校野球大会が開催されました。数年後にはその目標も達成し、新たに他種目の競技も取り込み、現在の豊築中学校競技大会へと発展してまいりました。近年では運動部のみならず、美術部等の文化部の生徒も大会に参加して頂き、新たな大会へと昇華してまいりました。しかし、ここ数年は地域の学生数の減少や各種目においてクラブチームへの参加という選択肢の拡大に伴い、部活動の存続が困難な状況も生まれてきております。我われ青年会議所としては、本大会を開催し、スポーツを通じて、体力、技術面、勝負の結果を追求することだけではなく、マナーを守ることや相手を思いやる気持ち、感謝の気持ちを育んでまいりました。この豊築地域の青少年のスポーツを取り巻く環境が変わろうとも、地域の子どもたちにスポーツを通じて、心身ともに成長できる機会を提供していきます。

使命感のある会員の育成

創立以来、「個人の修練、社会への奉仕、世界との友情」の三信条のもと、青年会議所運動は各地で展開されてきました。我われJAYCEEは豊築地域の発展のため、我われ個人の今までの経験に学ぶのではなく、英知と勇気と情熱を持って率先して行動したかつてのJAYCEEである先輩方の積み上げてこられた歴史に学び、次の50周年、その先へと新たな歴史を刻んでいかなければなりません。そのためには豊前青年会議所の歴史を積み上げてこられた先輩方から学び、今の会員個々が豊前青年会議所の歴史の最前線で新たな歴史を刻んでいるという自覚を持たなければなりません。忙しい、時間がない。誰かがやってくれる。我われJAYCEEは、誰かに言われるでもなく、自らの意志で行動し、その行動が地域で暮らす人々へ伝播し、我われだけでなく地域とともに推し進められる人材へと成長しなければなりません。そのためには、何事にも挑戦してみる、やってみるという意識改革を行います。毎年各地で行われている日本青年会議所の各種大会への参加や今までにない事業への挑戦。挑戦した結果がどうあれ、挑戦を決めた勇気、推し進めた情熱は今後の豊前青年会議所の糧となります。本年は会員個々の成長と豊前青年会議所の成長のため、使命感のある会員の育成をしてまいります。

会員拡大の推進

我われ青年会議所の重要な活動として会員拡大の推進があります。青年会議所の特徴の一つは20歳から40歳までという年齢制限です。どんなに自己成長を達成した方でも、どんなに地域貢献した方でも、40歳を迎えると卒業していきます。従って、青年会議所運動を継続していくためには、会員拡大が不可欠であります。そして、青年会議所の綱領にもある「明るく豊かな社会」を築き上げるためには、その同じ志を持った同士を増やすことが最良の方法であると考えます。青年会議所では地域の青年が会社や自分自身のコミュニティでは決して経験できない体験を通じて、個人の成長を図ります。個人の成長の機会を与える青年会議所は、その使命感をもって地域の青年を次世代のリーダーへと育てていきます。その崇高な理念のもと、我われはともに活動し、運動を推し進める同志を集め、豊前青年会議所の存在意義の確立を目指します。

終わりに

 青年会議所は単年度で理事長はじめ理事役員が全て入れ替わる組織であります。であるが故、毎年新たな挑戦が生まれるものであると考えます。その挑戦の産物は、豊前青年会議所の歴史となり、次世代へ引き継がれていきます。時代が変わり、会員の新陳代謝がおころうとも、その根幹をなす理念は不変であります。

明るい豊かな社会を実現するために、誰もが当事者意識を持ち、挑戦できる豊築地域の創造を目指し、自らその先陣を切って行動し、1年間邁進してまいります。